札幌・円山近辺でゆっくりできるカフェを3店ご紹介したい。
cafe E.den
円山の麓にある一軒家のカフェ。この日は車で訪れた。円山公園駅からはバスを利用すると良いそう。
カフェに入ると目の前にある螺旋階段があり、上って2階へ。2階は窓から光の差し込む明るい空間。古民家を改装したのだろうか、木組みがむきだしになっている天井は高くて、開放感がある。
この日に頂いたのは、じゃがいもがゴロゴロと入ったキッシュ。ラタトゥイユが添えてあり、野菜の味が新鮮だった。
白をベースにしたシンプルな内装で、気取らない接客も心地よく、居心地の良いカフェだった。次回はスイーツも頂きたい。
【cafe E.den DATA】
住所: 北海道札幌市中央区円山西町7丁目2−37
アクセス:円山公園駅から1,606m
※冬は臨時休業することもあるそうなので、公式サイト・Instagramでご確認下さい。
森彦
北海道のコーヒーといえば「森彦のコーヒー」と言われるほど、全国で人気のカフェ。
MORIHICO.は札幌・旭川で14店舗のカフェ・レストランを運営するコーヒーカンパニーで、1996年から営業している円山店が本店だ。
木造の民家を改装した、アンティークでまとめられた空間が落ち着く。薪ストーブが北海道らしさを感じる。
店舗ごとにコンセプトがあるので、各店舗に足を運んでみるのがおすすめ。
私の著書『空間が美しい札幌のカフェ』では「MORIHICO. 芸術劇場」を紹介しているので、こちらも是非。
本といえば、MORIHICO.CEOでありアートディレクター・市川草介氏の著書『カフェがなくなったら…』も森彦が好きな方には一読して頂きたい一冊。
【森彦 円山本店 DATA】
住所:北海道札幌市中央区南2条西26丁目2-18
アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」 4番出口徒歩4分
sato coffee
宮の森にあるsato coffeeは地下鉄だと西28丁目が最寄駅。世界中から厳選された豆で作るコーヒーが味わえるカフェで、多肉植物と観葉植物の販売も行っている。
真っ白でピュアな外観は、雪景色にそっと溶け込んでいる。
中に入ると、フランス人建築家ル・コルビジェがデザインしたような、シンプルで洗練された空間。
天井が高く、席と席のあいだが離れているので、ゆったりと落ち着く。
大きな窓から外の景色を眺めていると、ココアが運ばれてきた。コーヒーも良いけれど、私はココアが好きなので、色々なカフェのココアを飲み比べしている。
彫刻作品のようにどっしりと重みのあるカップで、ゆっくりとココアを飲む。
甘いだけじゃなくて、後味がほろ苦いのは、良質なココアの証拠。上に乗せられたクリームはたっぷりめで、ほろ苦いココアと相性抜群だった。
【sato coffee DATA】
住所:北海道札幌市中央区宮の森1条6丁目5-15
アクセス:地下鉄東西線「西28丁目駅」徒歩10分
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