函館の元町エリアは、坂の多い街並みにクラシカルな建物が並び、まるで外国にいるような異国情緒溢れる空気が魅力的です。
そんな元町エリアでおすすめのカフェを5軒、カフェの本の著者でもある筆者がご紹介します。
大三坂ビルヂング cafe water
函館・末広町を歩いていると、坂の途中に大正10年(1921)建築の歴史的建造物「旧仁寿生命ビル」をリノベーションした「大三坂ビルヂング」が見えてきます。
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このビルは旧住居棟、旧事務所棟、旧土蔵棟の3つの棟からなっており、旧事務所棟と旧土蔵棟は函館市指定の伝統的建造物にも指定されています。
そんなビルに入ってすぐ左側にあるのが「cafe water」。2022年7月にオープンしたばかりのカフェです。
1階にあるカウンター席のみの小さなカフェですが、とても感じの良い女性スタッフが一人で切り盛りされています。
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私はぶどうジュースをオーダーしましたが、ランチプレートにはベジタブルプレートという主に道南のお野菜を使ったメニューがあるとのこと。
ぶどうジュースは、もちろんよくある市販のジュースでは感じられない、ぶどうをそのまま味わっているかのような新鮮な味が感じられるジュースでした。
レトロなビルがおしゃれな雰囲気なのと、こじんまりとしたカフェの空間、お野菜好きの方はぜひ行ってみては。
![cafe](https://yuuki-gallery.net/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1605-1024x683.jpeg)
【cafe water DATA】
所在地:北海道函館市末広町18-25
営業時間:11:00 〜17:00(LO16:00) 木〜火曜日
お店のインスタグラム:https://www.instagram.com/cafewater_/
cafe c-lover
二十間坂を登って左に曲がると、1階はピンク、2階は白く塗られたさわやかな建物が見えてきます。
![cafe](https://yuuki-gallery.net/wp-content/uploads/2022/03/000034-696x1024.jpg)
昭和9年に建てられた港ヶ丘教会には、雑貨屋さんとカフェ2軒が入っています。
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焼き菓子や飲み物が楽しめる「cafe c-lover」は2021年1月にオープン。色とりどりのステンドグラスから入ってくる光に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ。
![cake](https://yuuki-gallery.net/wp-content/uploads/2022/03/IMG_9301-1024x683.jpeg)
【cafe c-lover DATA】
所在地:北海道函館市元町29−15
営業時間:11:00~17:00 月・火定休
はこだて工芸舎
1935年に建てられた問屋さん「梅津商店」を2014年にリノベーションした「はこだて工芸舎」。
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市電「十字街」の近く、電車通りと銀座通りの角地に建っており、とても目立つ場所にあります。
可能な限り元の建造物を生かす形で設計されており、大きな時計や問屋さんの名残を感じる黒い金庫は当時のまま。
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お店に並ぶ工芸品や雑貨も一つ一つにストーリーを感じるような品揃えで目移りしてしまいます。
奥には「箱庭カフェ」というスペースがあり、無農薬の緑茶と創作菓子が味わえます。
工芸品とギャラリーが楽しめるカフェなので、ゆっくりした時間を味わいたい方におすすめです。
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【はこだて工芸舎 DATA】
所在地:北海道函館市末広町8-8
営業時間:10:00〜18:00 木〜火曜日
お店のインスタグラム:https://www.instagram.com/cafewater_/
旧茶屋亭
こちらも市電「十字街」にほど近いカフェ。
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私が函館らしいな〜と思うカフェの一つです。
もともとは明治末期に海産商の店舗として建てられた歴史的建造物で、和洋折衷のつくりが函館ならでは。
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ひし形のピンクのステンドグラスが並ぶ窓が可愛らしいですね。
オープンしたのは1992年のことで、大正ロマンな雰囲気の人気カフェです。
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私が好きなのは季節がわりのフルーツが楽しめる、フルーツあんみつセット。
ピンク色の求肥がモチモチとした食感で、フルーツにとてもよく合うんですよ。
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【旧茶屋亭 DATA】
所在地:北海道函館市末広町14−28
営業時間:【10月~6月】 11:30~17:00 【7月~9月】 11:00~17:00 不定休
茶房 ひし伊
明治・大正時代の蔵をリノベーションした「ひし伊」は宝来町にあり、元町からは少し離れていますが私は行くことを強くおすすめしたい!
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喫茶店にアンティーク着物ショップが併設されており、私は函館に行くたびにここの着物ショップで着物を見たり買ったりするのを楽しみにしているんです。
このカカシ柄の着物は作家物なのですが、ひし伊さんで購入したんですよ。
(こちらの場所はひし伊さんとは関係ありません)
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2階には値下げされたリーズナブルな着物が多くあり、掘り出し物を探すのも楽しいのです!
建物のお話に戻りますが、黒漆喰仕上げの外壁に窓の赤い扉が目を引く外観。
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真ん中に土蔵があり、左右に主屋と石蔵が並ぶ珍しい造りの歴史的建造物です。
喫茶店がオープンしたのは1982年で、その数年後にアンティーク着物ショップが併設されました。
私はここのパフェが大好き。ブルーハワイシロップの色合いが美しい「ひし伊風パフェ」や和風パフェも人気だそう。
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【茶房ひし伊 DATA】
所在地:北海道函館市宝来町9-4
営業時間:10:00〜18:00 (L.O. 17:30)
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