少し前から耳にするようになった「ネオ喫茶」。純喫茶らしい空間でありながら、純喫茶の定番商品を現代風にアレンジしたメニューが楽しめたりするのが魅力だ。
昭和以前にオープンした「レトロ喫茶」もいいけれど、平成や令和にオープンしていても、昭和や大正へのリスペクトがあふれる「ネオ喫茶」も良い。
それぞれの店主が「純喫茶というもの」を自由に表現しているため、個性の光る店が多いのが特徴だ。
私の著書『空間が美しい札幌のカフェ』(マイナビ出版)でも札幌や北海道内のレトロなカフェを色々と紹介していたけれど、札幌・すすきのに近年登場した「ネオ喫茶」を2店ご紹介したい。
ネオ喫茶 薄荷-ミント
地下鉄すすきの駅2番出口を出てすぐ、第4藤井ビルという雑居ビルのエレベーターで5階に上がると、レトロで可愛らしい扉が目に飛び込んでくる。

「ネオ喫茶 薄荷-ミント」は、2021年7月16日にオープンしたお店。

カウンターが4席、テーブル席は10席あり、こじんまりとした店内。どことなく昭和の雰囲気だけれど、昭和の「かわいい」を凝縮したようなカフェで不思議と落ち着く。

まず運ばれてきたのは、レトロなプリントグラスに入ったクリームソーダ。
店主はフローリストでもあり、ドリンクやフードはどれもデコレーションのお花など植物の飾り方、使い方にこだわりが感じられる。
この記事を書いている2022年5月現在、ミントのクリームソーダは全10種類で、お気に入りの色が選べる。
可愛いお花は食用のエディブルフラワーが使われていて、飾りだけではなく味わえるのが嬉しい。クリームソーダは懐かしい味だ。

続いて、華やかなデコレーションのプリン・ア・ラ・モードが運ばれてきた。季節のフルーツが添えられている。
フルーツはみずみずしくて、プリンも最後の一口まで美味しかった。
今回はクリームソーダとプリン・ア・ラ・モードを選んだけれど、フードメニューにはナポリタンやオムライス、カレーなど純喫茶らしいメニューがあり、お腹が空いている方は是非味わってみてほしい。
私はフルーツサンドが気になったので、次回はそちらを注文してみようと思う。
【ネオ喫茶 薄荷-ミント DATA】
住所:北海道札幌市中央区南4条西5-10 第4藤井ビル 5F
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅より徒歩3分、地下鉄南北線東西線東豊線大通り駅より徒歩5分
札幌市路面電車すすきの駅より徒歩3分、資生館小学校前駅から100m
営業時間:【月・火・木・金】17:00〜翌01:00【土】15:00〜翌03:00【日】17:00〜0:00
不定休 インスタにてお知らせ
薄野喫茶パープルダリア
すすきのの繁華街を歩いていると、茶色いレンガの外壁に、紫色の看板が個性的なお店が見えてくる。

映画「探偵はBARにいる」にも登場した喫茶トップの跡地に、2021年2月6日にオープンした喫茶店。
私が著書『北海道建築さんぽ ー札幌・小樽・函館ー』(エクスナレッジ )で紹介した「和洋折衷喫茶 ナガヤマレスト」の姉妹店でもある。

可愛らしい配色のステンドグラスに、モスグリーンのソファ、グレーの壁とくすみカラーが取り入れられて現代風の喫茶店という感じだ。
フードは喫茶店の王道であるオムライスやカレー、ビーフシチュー、スパゲティ。
サンドイッチは「タマゴクリームサンド」や「チーズハムカツサンド」のほか、「オレンジサンド」、「フルーツサンド」「いちごサンド」のあんクリームサンドといったスイーツ系のサンドイッチもある。
私がオーダーしたのは「フルーツパフェ」。見た目が可愛らしく、運ばれてきた瞬間ワクワクした気持ちに。

みかん、グレープフルーツなどの柑橘類のさわやかな味が、ソフトクリームの甘さとほどよいバランス。
ぶどう、いちご、そしてドラゴンフルーツも入っているのでボリュームはあるのだけど最後まで飽きさせない。仕上げにカルダモンやシナモンが入っているので、大人っぽい味だった。
【薄野喫茶パープルダリア DATA】
住所:北海道札幌市中央区南6条西4-1-11
アクセス:すすきの駅 徒歩3分
営業時間:
【月~木】 13:00~22:00 【金】 13:00~23:00 【土】 11:00~23:00
【日祝】 11:00~20:00
定休日 なし
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